13日朝、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、政府がJアラートを発出しました。中部国際空港に北海道から到着した乗客が、当時の状況を語りました。
午前8時ごろ、政府は北朝鮮から発射されたミサイルが北海道周辺に落下する可能性があるとして、Jアラートを発出して避難を呼びかけましたが、その後、落下の可能性が無くなったとして情報を訂正しました。
弾道ミサイルの発射を受け、中部国際空港では目立った混乱はありませんでしたが、13日朝に北海道を出発した便の乗客からは、「またか」といった反応が聞かれました。
北海道から到着した乗客:
「空港に行く途中のJRが30分くらい遅れましたね。みんな静かに、仕方ないなみたいな」
別の乗客:
「(JRが)遅延していて、結構ギリギリに飛行機に乗れたという感じだったんですけど。やっぱり最初の頃に比べたら『またか』みたいな感じで、ちょっと嫌な慣れですけど」
愛知県庁では緊急会議が開かれ、危機管理の担当者が「今後もこういった事態が想定されるので、緊張感を持って情報収集を進めてください」と職員に指示しました。