【石垣】9月にあった第423回暗算検定試験(全国珠算教育連盟主催)で石垣市内の小学生2人が最高位の暗算十段に同時合格した。合格したのは石垣小3年の塚本大也さん(9)と登野城小4年の玻座真瑠人さん(9)。石垣から初の快挙で、2人は11月21日に市役所を訪れ、中山義隆市長に快挙を報告した。
2人は登野城のそろばん教室346(宮城三四郎教室長)に通い、日々暗算やそろばんの練習に励んでいる。十段の合格率は約1%と最難関で、宮城室長も「よく頑張った」と目を細める。
市長に暗算を披露した塚本さんは「これからは珠算で十段合格を目指します」と目標を話した。玻座真さんは「フラッシュ暗算の十段合格も目指したい」と意気込んだ。
一緒にフラッシュ暗算を体験した中山市長は2人の実力に感心し「保護者と買い物に行った時も便利だね」と笑顔。「これからも目標に向かって頑張って」とエールを送った。(八重山支局・矢野悠希)合格率は1%! 沖縄・石垣市の小学生2人、最難関の暗算十段に…の画像はこちら >>
暗算検定試験で石垣島初の最高位、十段合格した塚本大也さん(前列右)と玻座真瑠人さん(同左)