カードゲーム世界大会V 「ポケモン」で集中力発揮 千葉・宮崎小6年、大田選手快挙 神谷市長に報告

ゲームやアニメで人気の「ポケットモンスター(ポケモン)」の世界大会が8月に米国・ハワイで開かれ、カードゲーム部門ジュニアディビジョンで千葉市立宮崎小学校6年、大田朔也選手が優勝した。家族らと同市役所を訪れ、神谷俊一市長に快挙を報告。大田選手は「集中力を発揮できた」と喜び、連覇に意欲を示した。
大会は「ポケモンワールドチャンピオンシップス2024」。ポケモンゲームやカードゲームなど4部門で行われた。大田選手が出場した部門のジュニアディビジョンにはおよそ35カ国から約300人が出場し、16人による決勝トーナメントに進出。「運に恵まれた部分もあるが、選んだカードが良かった」と話した。
大会は手持ちのポケモンカードから60枚を厳選して対戦に持ち込み、相手のモンスターを6体倒すと勝利。2戦先勝で勝ち上がり、大田選手親子によると「集中力と体力が必要」だったという。
大田選手は決勝を振り返り「ワクワクが大きかった。勝った時に『優勝しちゃった』と冷静で、実感がなかった。来年も優勝したい」と落ち着いて報告した。神谷市長は「大田選手が日本、世界で活躍しているのは誇らしい。今後も活動の幅を広げて」と激励した。