千葉ロッテの佐々木朗希投手が１４日、ＺＯＺＯマリンスタジアムで行われているオリックス戦で先発登板した。相手先発は山本由伸投手。昨季は佐々木朗が史上最年少で完全試合を達成し、山本は２年連続で沢村賞を獲得。ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）でも日本代表の世界一に貢献した両右腕の投げ合いが初めて実現した。
初回は佐々木朗が３者連続三振で立ち上がり、山本も中村奨に二塁打を放たれたものの打者４人で無失点に封じた。
佐々木朗は五回まで一人の走者も出さなかった。六回は先頭の西野に四球、続く若月に初安打を浴びて無死一、二塁のピンチを迎えたが、後続をしっかり抑えて得点は許さなかった。７回１安打１１奪三振、１０５球でマウンドを降りた。山本は６回５安打９奪三振１失点だった。
試合はロッテが四回に茶谷の適時打で先制し、七回まで２―０とリードしている。
それぞれ今季２勝目を懸けて前回から中７日での登板。前回は佐々木朗が日本ハム戦で６回１安打１１奪三振無失点、山本はソフトバンク戦で６回２安打６奪三振無失点だった。