英語アナウンスが復活…『春の高山祭』4年ぶりに祭り屋台の曳き揃えも 外国人観光客「とっても美しい」

桜の花が咲く岐阜県高山市で、絢爛豪華な祭り屋台が揃う「春の高山祭」が14日から始まり、多くの観光客で賑わっています。 14日午前11時には、3台の祭り屋台による、からくりの華麗な演舞が披露されたほか、4年ぶりに「曳き揃え」も行われました。
久しぶりに大勢の観光客で賑わう古い町並み。祭りを楽しむ人垣の中には、多くの外国人の姿がありました。
2022年10月に水際対策が緩和されてから、初めての高山祭です。ドイツから来た観光客:「この祭りはとても美しいです」スイスから来た観光客:「とても素晴らしくて、カラフルでたくさんの人」 2023年は案内所に英語やタイ語などのボランティア通訳がスタンバイするほか、祭り用の英語パンフレットも5000部用意。
高山市の観光課長:「ところどころにちゃんとした英語の案内を入れるとか、より丁寧にご案内できるようにしております」 からくり奉納では、英語のアナウンスも久しぶりに流されました。 戻ってきたのは、見て楽しむ外国人の姿だけではありません。ケビンさん:「元気!ちょっと酒飲んで元気」 奥さんが高山出身というアメリカ人のケビンさんは、助っ人としてお祭りに参加します。
久しぶりに多くの観光客で賑わう高山祭。街は活気に包まれています。