佐久本工機、100万円分の米を寄贈 浦添市に子ども支援で

【浦添】ホームセンターさくもとを展開する佐久本工機(浦添市、佐久本嘉幸社長=写真中央)は11月27日、子ども支援に活用してもらおうと浦添市に100万円分の5キロ米(計1.7トン余り)を寄贈した。今後、営業拠点がある8市町村にも5キロ米を寄付する予定。同社初の取り組みで、寄贈の総量は12トン以上になる予定だ。
浦添市は12月2日以降、「こども食堂」に取り組む市立宮城ヶ原児童センターなど市内27カ所の他、困窮世帯に直接届くように支援者に送る予定という。
市役所で開かれた贈呈式で、佐久本社長は「お世話になっている日頃の感謝の思いから恩返しがしたかった。困窮世帯や子ども食堂を利用する子どもたちに少しでも温かい思いをしてほしい」と笑顔を見せた。
松本哲治市長=同右=は「どの子どもも家庭も安心して笑顔あふれる年末を過ごせることが一番の願い。心ある皆さんの思いと共に届けたい」と感謝した。
他に寄付を予定しているのは名護、うるま、沖縄、豊見城、西原、八重瀬、久米島、北中城の各市町村。佐久本社長は「少しでも恩返しができるよう、できる限り続けていきたい」と話した。(浦添西原担当・新垣玲央)佐久本工機、100万円分の米を寄贈 浦添市に子ども支援での画像はこちら >>