東京ディズニーランド40周年セレモニー 開業の日と同じ雨が降り注ぐ

東京ディズニーリゾート(TDR、千葉・浦安市)が15日、開業40周年を迎えた。東京ディズニーランド(TDL)では40周年オープニングセレモニーが行われ、TDRを運営するオリエンタルランド(OLC)の代表取締役会長兼CEOの加賀見俊夫氏やウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのボブ・アイガー氏らが登壇した。
開業の日と同じ雨が、40周年の節目を祝うように、「夢と魔法の王国」に降りそそいでいる。午前8時15分、ゲストが手を振りながら来園した。40周年のフラッグを振り、迎えたキャストは笑顔だった。
TDL「ショーベース」で行われた40周年オープニングセレモニーで登壇した加賀見氏は「本日4月15日、TDRは40周年を迎えることができました。多くの皆様のご支援に心から感謝申し上げます」と感謝を述べ、「永遠に完成することのないテーマパークとしてTDRはこの先も進化成長し続けていきます。これからも世界中で東京だけでしか体験することができないオンリーワンのリゾートとして努力して参ります」と語った。
アイガー氏は「TDR40周年おめでとうございます。すばらしい道のりをともに歩んでくださった加賀見さんに感謝いたします。歴史的な日に立ち会うことができ、感激しております」と祝った。また、開業について「TDRの開業は世界を舞台にしたディズニーストリーテリングの新しい時代の幕開けになりました」と振り返り、「私たちは共に未来へ大きな期待を寄せています。40周年の祝祭は次の一章の始まりです」と40周年のその先を見据えた。
セレモニーには、他にもディズニー・パークス・エクスペリエンス・アンド・プロダクツのジョシュ・ダマーロ、OLC代表取締役社長兼COOの吉田謙次氏、TDRアンバサダーの小笠原美果さんが出席した。
セレモニー後には、ミッキーと仲間たちによる「クラブマウスビート」のパフォーマンスが行われ、フィナーレでは40周年仕様の衣装でミッキーが登場。40周年を仲間たちとともに盛り上げていた。(瀬戸 花音)