千葉県内統一地方選後半戦の4市長選と17市議選が16日告示され、佐倉、習志野、流山の各市長選はいずれも現新3人が立候補した。白井市長選は現職の笠井喜久雄氏(63)以外に立候補がおらず、笠井氏の再選が無投票で決まった。勝浦市議選も32年ぶりに無投票で当選が決まった。
笠井氏は2期目に向け「次の4年間は、このまま市の人口が減少するか、まだまだ発展するかが問われる。北総線の運賃値下げも追い風に、企業誘致や働く場所の確保を進め、ファミリー層も呼び込みたい」と意欲を語った。
佐倉市長選に立候補したのは、届け出順に新人で弁護士の清田乃り子氏(70)と2期目を目指す現職の西田三十五氏(58)、新人で元同市職員の小嶋義典氏(50)の3人。
習志野市長選は、いずれも新人で元市議の垣内常子氏(65)と藤崎統子氏(66)、4期目を目指す現職の宮本泰介氏(50)が届け出た。
流山市長選は、新人で元市議会議長の森亮二氏(46)と6期目を目指す現職の井崎義治氏(69)、新人で市民団体代表の上田恵子氏(55)が立候補した。
市議選が行われるのは成田、佐倉、鎌ケ谷、浦安、印西、白井、富里、銚子、船橋、館山、木更津、習志野、山武、市川、流山、四街道(補欠選挙)の16市。
市長選、市議選とも投開票は、衆院千葉5区補欠選挙、18日告示の町長選・町議選と同じ23日。