ロシア海軍の潜水艦が長崎に出現!?「お供」と一緒に日本近海をウロウロ 自衛隊が警戒監視

約10日間も日本近海にとどまっていた?
防衛省・統合幕僚監部は2024年12月16日、対馬(長崎県)の南西約100kmの海域で、ロシア海軍のキロ改級潜水艦とイングル級救難えい船の2隻を確認したと発表。浮上航行するキロ改級潜水艦の写真を公開しました。
ロシア海軍の潜水艦が長崎に出現!?「お供」と一緒に日本近海を…の画像はこちら >>ロシア艦艇の警戒監視・情報収集にあたった護衛艦「おおなみ」(画像:海上自衛隊)。
これらのロシア艦艇は、12月3日に与那国島と西表島(沖縄県)の間を北東に進み、東シナ海へ向けて航行したことが確認されていました。その後、対馬海峡を北東に進み、日本海へ向けて航行した模様です。
これに対して自衛隊は、護衛艦「おおなみ」やミサイル艇「おおたか」、P-3C哨戒機によって警戒監視・情報収集を行ったとしています。
キロ改級潜水艦(636.3型)は、原子力ではない通常動力型潜水艦です。高い静粛性を持ち、「世界で最も静かな潜水艦」の一つといわれることもあります。今回は救難えい船が随伴し、日本近海で行動していたようです。