女子中学生2名が親の車で640キロもドライブ 「ネットで知り…の画像はこちら >>
アメリカの少年少女たちは16歳で車を運転できるようになるため、15歳に家族から運転技術を教わる。しかし、精密な運転シミュレーションのゲームアプリが存在することから、もっと早い年齢で運転技術を覚えてしまう子も少なくない。
そんななかで6日、女子中学生2名が親の車を何時間も乗り回すという驚きの事件が起きた。『Fox13 News』『PEOPLE』などが報じている。
親の車で長距離ドライブという違法行為を犯したのは、フロリダ州に暮らす12歳と14歳の女子中学生2名。道中、危険な目にあわなかったことだけが幸いだという。
保護された場所は400マイル(643キロ)も離れており、「あまりにも危険な行動。大胆すぎる冒険と笑って済ませることはできない」と、同年代の子を持つ親たちの間で波紋が広がっている。
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少女2名が保護されたのは、アラバマ州モービル郡のバイユー・ラ・バトルという町。給油のためガソリンスタンドに入り、テレビを見ながら休憩していたことがきっかけとなった。
あるとき「行方不明の少女2名を捜索中。情報を求む」と自分たちの顔写真が画面に映し出され、家族が自分たちを心配していると知ったふたりは、警察署を見つけて出頭した。
フロリダ州のユニオン郡保安官事務所(UCSO)に勤務する保安官代理のリン・ウィリアムズさんは、この件についてメディアの取材に「少女たちは、オンラインで知り合った10代の少年に会おうとしていた」と説明した。
しかし、その人物については「実態がつかめず、会ったら危険な組織、人物であった可能性がある。事件性を視野に入れ、連邦捜査局(FBI)が調査を開始した」と添えている。
その驚くような長距離ドライブに使用されたのは、12歳の少女の父親が所有する2016年型の黒いフォード・トーラスだった。
長距離運転の疲れはあるものの、少女たちに体調不良などはなく、保護されたときは安堵の表情を浮かべたとのこと。職員の運転による帰路のドライブでは、すっかり明るさを取り戻していたという。