JR東海初代社長 須田寛さん死去 93歳 東海道新幹線のスピードアップやサービス向上 “大の鉄道好き”でも知られる

JR東海の初代社長 須田寛さんが12月13日、老衰のため亡くなりました。93歳でした。
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須田さんは京都府出身で、1954年に旧国鉄に入社。1987年国鉄分割民営化で誕生したJR東海の初代社長に就任しました。
(須田さん 1999年)「0系車両がきょうまで果たした大きな役割は、永久に鉄道史上に記録されるものと確信している」主力路線の東海道新幹線のスピードアップやサービス改善などで利用者を増やし、安全な輸送と安定した経営の実現に尽力しました。
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また、「鉄道友の会」の会長も務めるほど大の鉄道好きとして知られ、力を入れていた歴史的な車両の保存は、のちのリニア・鉄道館のオープンにつながりました。(須田さん 2011年)「国鉄の末期は反対されて、隠すように保管していた時期もあった」「今までの鉄道の発達の過程を見ていただくことによって、将来の鉄道技術の展望が開けるはず」葬儀は近親者のみで執り行われ、後日、お別れの会が開かれるということです。
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