ことし10月、名古屋にオープンした超激安スポットに注目しました。ここは名古屋初の官民連携のリユース拠点「ジモティースポット名古屋」。どんな所かというと…
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（ジモティー コーポレート部 篠田樹さん）「不要になった物で、まだ使えるものであれば、無料で持ち込んでもらえる。それを『ジモティー』に出品していって、欲しいと思った方が引き取っていただく」
「ジモティー」とは、2011年から全国各地で順次始まった不要なモノを譲り合う「地域情報サイト」のこと。これまで全国4つの自治体が「ジモティー」と連携して、ジモティースポットを運営してきました。名古屋市も手を携え運営をスタートしましたが、その背景には…
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（ジモティー 篠田さん）「市場価値が低い物であっても、まだ使えるものであれば無料で持ち込める。名古屋市のごみ減量につながる効果があると考えて、こういったスポットを開設している」
名古屋の長年の課題のひとつ＝ごみ減量にもつなげる取り組みなのです。オープン1か月で、ジモティースポット名古屋に持ち込まれたのは約1万6000点。そのうち、1万2000点がリユースされ、ごみ削減量は約32トンにのぼりました。
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（大野和之記者）「ジモティースポット、物が増えていますね。店からはみ出していますよ」
CBCテレビが取材した11月と比べると、12月21日は数台だったベビーカーもずらりと並んでしました。
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（50代利用者）「無料っていうのと、手間がかからないのが良い」通常、不用品処分には料金が発生しますが、ここは譲渡手数料が無料。予約も不要。名古屋市民であれば持ち込む商品は何点でもOKです。3辺の長さの合計が180センチ以上の家具は持ち込めないなどいくつかの条件はありますが、基本的に、次の人が使える状態であれば持ち込めます。では、みなさん何を持ち込んだのでしょうか？（20代利用者）「ホットプレート」（20代利用者）「電気ストーブと調理器具」（50代利用者）「ダイエットマシン」（50代利用者）「チャイルドシート。年末だから、掃除などで出てきた物を持ち込んだりしている」
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そして…（記者）「トラックで来たんですか？」（60代利用者）「そうです。普通の車だと載らなかったので。ジャングルジムと、ベビーラック2台、洋服2袋。まだまだ持って来たいものがあるので、また来ようと思う」
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持ち込まれた商品は写真撮影され、すぐにHPに掲載。店頭にも並べられます。出品商品で欲しいものがあれば、名古屋市民に限らず店頭で無料か有償で受け取れます。0円コーナーの他にも、ランドセルが100円。ホットプレートが300円。ゴルフクラブ9本とバッグのセットが1500円。
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（10歳の利用者）「防犯ブザーとそろばん。サインボールも」（記者）「これでいくら？」（10歳の利用者）「500円。めちゃ安い」（記者）「誰のサインボール？」（10歳の利用者）「わかんない。あとで調べてみる」
年内の営業は27日（金）の午後5時までです。（ジモティー 篠田さん）「ネットなどを使い慣れてないご高齢の方などにも、非常に便利に使っていただいている。ぜひ気軽な気持ちで近くの方は、足を運んでいただいて、リユースに参加いただきたい」