医療従事者の半数が「夏の勤務中は汗をかいても着替えなどが難しい」 – クラシコが涼しい医療用ユニホームを発売

クラシコは4月17日、「医療従事者の夏の勤務実態に関する調査」の結果を発表した。調査は3月29日~4月5日、医療従事者519名を対象にインターネットで行われた。

夏の勤務実態について聞いたところ、約2人に1人が「汗をかいても小まめに拭いたり着替えたりできない」(48%)と回答。次いで「忙しく、水分補給の時間が取れない」(33%)、「衛生対策のために、ガウンや防護服などの着用が必要」(28%)と続き、多くの医療従事者が、自分で汗や水分補給を調整しにくい環境に置かれていることが明らかに。

具体的には、「ビニール素材のエプロンやガウンをユニフォームの上に着るので、サウナのよう」「廊下などは熱いが、診察室や病棟は冷房がとても効いていて寒暖差が激しい」「感染対策の観点から、飲み物を病棟に持ち込めない」「水分取るのにグローブをはずしてマスク外して手洗いなど徹底しないといけないので面倒くさい」といった声が。さらに、「オペ室にこもりきりだと定期的に倒れる人がいる」「若手は2.3人倒れる」等、実際に熱中症の症状を訴える医療従事者もいることがわかった。

こうした医療現場の実態を受け、同社は、過酷な夏シーズンに先駆け、通気性と丈夫さに優れた夏用の医療用ユニフォーム「クールテックシリーズ2023」(白衣・スクラブ)を開発。4月20日より販売する。

クールテックシリーズは、クラシコの定番白衣・スクラブの約10倍の通気性を実現したクラシコ史上最も涼しさを体感できる医療用ユニフォーム。

白衣は、上品でマットな表情と滑らかな肌触りを実現したクールテックファブリックを採用。接触冷感性能に加え、従来の高通気、ノンアイロン、ストレッチ、吸水速乾などの性能はそのままに、東レ社の防汚加工「テクノクリーン」を採用。汚れが落ちやすい生地に進化した、暑い時期にこそ最適なシリーズとなっている。

スクラブは、接触冷感機能のあるマットかつ滑らかな生地で、素肌に触れるとひんやりした気持ちのよさが感じられる夏場に最適の一着。また、東レ社の防汚・防臭加工「テクノクリーン-DE」を採用しており、繊維に付いた皮脂汚れが落ちやすいだけでなく、ニオイの原因菌の増殖を抑制し、汗の臭いや生乾き臭まで防いでくれる嬉しい効果もプラス。吸水速乾やノンアイロンなどのイージーケア機能、伸縮性もしっかりと網羅しており、工業洗濯を繰り返しても生地がへたれずに性能も保つ、耐久性の高さも兼ね備えている。

4月20日より、クラシコ オンラインストアにて販売される。 ラインナップおよび価格は以下のとおり。