他の児童いる中 ついたて無しでおむつ交換 「やらないといけないことはわかっていたが…」愛知県の医療福祉施設で看護師が性的虐待

愛知県岡崎市にある県の医療福祉施設で、他の児童がいるにもかかわらず、ついたてを立てずにおむつ交換を行ったなどの行為が虐待と認定されました。
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虐待があったと認定されたのは、岡崎市の「愛知県三河青い鳥医療療育センター」です。県によりますとことし5月、この施設の40代の男性看護師が、他の児童がいる部屋でついたてを立てずに身体に障害がある男の子のおむつ交換を行っていました。また翌月には、カーテンを閉めずに、身体に障害がある10代の女の子の排泄行為の介助を行ったということです。
愛知県の会見(12月24日)
ことし4月、20代の女性看護師が入所している児童に同じような行為をしたのを児童の家族が指摘し、事実関係を調べる中で、男性看護師による事案が発覚。県が11月にこの3件を性的虐待と認定しました。男性看護師は「やらないといけないことはわかっていたが、やれなかった」、女性看護師は「焦りがあった」と話しているということです。この施設では、職員が利用者の鼻から食事をとらせるなどの行為をしたとして、ことし1月にも虐待と認定されていました。