誰も住んでいない集合住宅から「白い煙が見える」2階の一室と廊下など燃える 火の気なく放火の可能性も

29日午後、三重県鈴鹿市の集合住宅の一室などが燃える火事がありました。集合住宅には誰も住んでいないということで、警察は放火の可能性もあるとみて調べています。

警察と消防によりますと、29日午後2時ごろ、鈴鹿市長太旭町の集合住宅・金波荘で、「白い煙が見える」と通行人の男性から消防に通報がありました。

消防が出動し、火はおよそ50分後に消し止められましたが、鉄骨3階建て集合住宅の2階の一室と廊下などが燃えました。

この集合住宅には現在は誰も住んでおらず、空き家になっていたということで、ケガ人はいませんでした。

現場に火の気がないことから、警察は放火の可能性もあるとみて出火の原因を詳しく調べています。

現場は、近鉄名古屋線・長太ノ浦駅から東におよそ1キロ離れた、海岸沿いの住宅街です。