【東京】防衛省は27日午前に閣議決定された2025年度当初予算案の米軍再編関係経費(沖縄関係)で、名護市辺野古の新基地建設など米軍普天間飛行場の移設に関連する経費として、契約ベースで2005億9600万円を計上した。
前年比で24・3%(約392億円)の増加。防衛省は、昨年12月に国が県に代わって辺野古の埋め立て設計変更申請を承認した「代執行」以降、工事が加速したことも増額の一因だとしている。
宮古島市や石垣市、与那国町へのシェルター(避難施設)整備に必要な助成経費も初めて盛り込まれた。補助率は9割。
県内の自衛隊施設の整備には計約1030億円を充てる。(東京報道部・新垣卓也) 辺野古新基地建設の関連は2005億円 防衛省の予算案が閣議決…の画像はこちら >>