人間国宝の陶芸家 加藤孝造さん(88)急性心不全で死去 美濃焼の技法「瀬戸黒」の第一人者 岐阜・瑞浪市出身で多治見市在住

人間国宝の陶芸家、加藤孝造さんが亡くなりました。88歳でした。
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岐阜県多治見市の陶芸家、加藤孝造さんは岐阜県瑞浪市の出身で、洋画家として活動したあと陶芸の道に進みました。
CBC
焼き物を高温で焼いて窯から出し水につけて一気に冷やすことで、深みのある黒い色を生み出す「瀬戸黒」という技法の持ち主として、2010年に人間国宝に認定され、当時「これが到達点であり、出発点でもある」と衰えぬ創作意欲を語っていました。
加藤さんは急性心不全のため4月17日に88歳で亡くなりました。葬儀・告別式はすでに近親者で営まれ、後日、お別れの会が開かれる予定です。