庭のイルミネーションも効果的…個人の住宅で有効な“侵入盗対策” 防犯の専門家が強調「目立つことを」

侵入盗への備えとして、防犯カメラや音で威嚇する防犯ブザーなどの他にも有効な対策についてまとめました。 防犯アドバイザーの京師美佳さんによると、侵入盗は「人の目」を気にします。例えば、玄関などの前に大きな門や高い垣根などがあると、外から見られにくくなるため、目が届くようにする方がいいとのこと。 プライバシーを気にして庭などが見えないようにする家も多いですが、侵入盗対策では逆となります。
「目立つこと」も重要で、庭にイルミネーションをつけて、通行人の目にとまりやすい家にすることも効果的だということです。
割れにくい窓にする防犯フィルムやセンサーライトなども、侵入に時間がかかり「光」で目立つため有効だそうです。
こうした防犯対策のために、補助金が出る自治体もあります。 愛知県小牧市には、防犯カメラや防犯ガラス、人感センサーライトなどを設置する際に費用の2分の1、上限1万円まで補助する制度があります。 知多市では、防犯カメラの設置費用の2分の1まで、上限5万円まで補助されます。知多市は2022年度の予算はほぼ上限に達してしまったということですが、2023年度、4月以降もこの補助金制度は継続する予定だということです。
個人の住宅への補助制度を行っている自治体はあまり多くないですが、町内会や自治会単位で防犯対策の補助金を出している自治体は多くあります。