訓練中、バインダーで何度も頭たたく 「間違い気付かせようと」 パワハラ3等海佐を停職6日 海自下総教育航空群

海上自衛隊下総教育航空群司令部は18日、訓練中の隊員にパワーハラスメントをしたとして、第203教育航空隊に所属する50代の3等海佐を停職6日の懲戒処分とした。
同部によると、同航空隊の教官を務める3等海佐は2022年11月15日、自衛隊機の操作訓練装置を使った指導中、持っていたバインダーで隊員の頭を複数回たたいた。別の隊員が他の教官に報告して発覚した。
3等海佐は聞き取り調査に対し「操作の間違いを気付かせようとしてたたいてしまった」と話している。