ゴムボートの空気が抜けて港に戻れず「危険を感じなかった」74歳男性を救助【新潟・長岡市】

4月20日午前10時半ごろ、長岡市に住む74歳の男性が出雲崎漁港から釣りをするために自身が所有するゴムボートで出港しました。

午前10時45分ごろから、沖合の波消しブロック離岸堤の間で釣りをしていたところ、午前11時半ごろ、ゴムボートが抜けているように感じたものの、危険を感じなかったため釣りを継続。

その後、午後0時半ごろ、ゴムボートの空気量に危険を感じたため、漁港に戻るべくゴムボートを漕ぎはじめたところ、何らかの原因で左舷船首付近に亀裂が発生したことから、近くの波消しブロック離岸堤に避難し118番通報しました。

男性は新潟海上保安部によって救助され、けがはありませんでした。

〈ミニボートの事故に注意〉
・気象や海象の確認
・船のバランスに注意し、船内では立ち上がらない
・波が高い場合(20cm以上)や風が強い場合(風速4m以上)は出航しない
・遠くまで行かない(岸から1km以内、出航地から2km以内程度)
・連絡手段の確保や救命胴衣の着用、118番への通報