「ABAB上野店」2024年6月で閉店…78年の歴史に幕「建物の老朽化対応並びに耐震措置」のため

東京・上野にあるファッションビル「ABAB(アブアブ)上野店」が、2024年6月30日で閉店することが20日に分かった。公式HPで報告した。
「アブアブ上野店営業終了のご案内」という文章をアップ。「平素より『ABAB上野店』をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。この度、当店舗は、『建物の老朽化対応並びに耐震措置』等のため、2024年(令和6年)6月30日をもちまして営業を終了し、閉店させていただくことになりました」と公表。「1945年10月28日に、この地にお世話になって以来、78年間の永きにわたりご愛顧いただきましたことに心より感謝申し上げます」と長い歴史に幕を閉じることを伝えた。
地下1階にある「赤札堂食品館」は今年5月31日に先行して営業を終了することも併せて報告。「また、来年の6月30日の全館営業終了までは、平常通り営業を行うと共に、永年にわたりご利用・ご愛顧いただきましたお客様、ご支援をいただきました地域の皆様に向けた『感謝イベント』等も実施して参りますので、是非、ご来店・ご利用賜りますよう、ご案内申し上げます。ありがとうございました」とつづられた。
「ABAB上野店」は東京都台東区上野4―8―4にある地下1階から7階までのファッションビル。ティーンズ向けのレディースブランドが出店し、安くてかわいいトレンドアイテムがそろう。