【新型コロナ詳報】千葉県内21人死亡、2743人感染 医療機関などクラスター12件

千葉県内で31日、新型コロナウイルスに感染した21人の死亡と、2743人の感染が新たに判明した。一日当たりの感染者数は前週の火曜日(4058人)から千人以上減少。県内での累計感染者は142万7884人に増えた。松戸市内の医療機関や市原市内の高齢者施設など県内各地でクラスター(感染者集団)が確認された。
県は、13人の死亡と1901人の感染を発表した。死者のうち5人はクラスターが発生した高齢者施設や医療機関で感染した。新規クラスターは6件。いすみ市内高齢者施設9人▽香取市内社会福祉施設73人▽市原市内高齢者施設2件(各11、26人)▽松戸市内医療機関10人▽四街道市内高齢者施設44人。
千葉市は、4人の死亡と466人の感染を発表した。死者はいずれも基礎疾患があり、死因は新型コロナ感染症だった。80代女性はワクチンの接種歴がなかった。新規クラスターは2件。中央区の有料老人ホームで7人、若葉区の高齢者施設で13人が感染した。
船橋市は、240人の感染を発表した。新たに市内の介護老人保健施設1カ所で14人のクラスターが確認された。
柏市は、4人の死亡と136人の感染を発表した。クラスターは新たに3件確認。高齢者施設と障害者施設、幼稚園1件ずつで各5人が感染した。
(死亡、クラスターは実際の発生日と自治体の発表日が異なる場合があります)