東京都杉並区の小学校跡地をリノベ! 次世代型科学教育の拠点を10月開業へ

コングレは10月、東京都杉並区の旧杉並第四小学校跡地に次世代型科学教育の新たな拠点として、”未来をつくる杉並サイエンスラボ「IMAGINUS(イマジナス)」”を開業する。

同社は、東京都杉並区より旧杉並第四小学校跡地活用の「次世代型科学教育の新たな拠点等の整備・運営事業者」に選定され、官民一体の共同プロジェクトを開始した。同施設は、その拠点として10月に開業する。

「IMAGINUS」のコンセプトは「生きる力を涵養(かんよう)する」。涵養とは「自然にしみこむように、養成すること」で、一見難しい「科学」や「理科」が、創造性に富み、驚きや感動に満ちた営みであることを感じてもらいたいという想いが込められている。

施設名称の「IMAGINUS」は「IMAGINE(想像する)」と「US(わたしたち)」から成る造語で、”SUGINAMI(スギナミ)”のアナグラムでもあるという。

同施設は、閉校となった同小学校の校舎をそのままに、内装のリノベーションを実施。子どもから大人まで広く知的好奇心を刺激し、楽しく科学を学べる最新の科学体験コンテンツを多彩にラインナップする。全く新しい体験型科学プログラム”ナッティ サイエンティスト”も、日本で初めて取り入れる。

同施設で提供するコンテンツは、「体験」「思考」「創造」「発信」という行動を起点として設計する。

楽しむことを主軸におもしろいコンテンツから科学の種に気付き、不思議さ、仕組みの原理原則にふれることができる「体験」、体験で得た気付きを再確認しつつ、一人ひとりが好きなことを追い求めることができる「思考」、科学的思考を礎に、知識や興味を実体化して実社会で活用できる創造性を養うコンテンツや、ディスカッションする場を提供する「思考」、自らが考えや形にしたものの価値を社会に届けるために、これからの時代に求められる重要な視点やスキルを育む「発信」で、科学を楽しむ仕掛けを作り出す。

同施設は地上3階建。開館時間は9:00~21:00。