石黒菖気象予報士がお伝えする〈新潟の天気〉
1月31日は比較的穏やかな天気となりましたが、また2月1日から荒れていきそうです。
【2月1日(水)の天気】
31日夜、高気圧が緩やかに張り出してくるため、雪が止むところが多くなりそうです。ただ、低気圧が1日にかけて発達しながら県内に接近する予想になっています。
1日、日中は低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため気温が高くなり、平地では雨、山沿いでも湿った雪となりそうです。
ただ、午後にかけて低気圧から伸びる前線が県内を通過することで、非常に強い風が吹くおそれがあります。そして、この低気圧が東に離れていくと、夜は強い冬型の気圧配置となることで平地でも雪。2日にかけて非常に強い風が吹き、吹雪くおそれがあります。
詳しく見ていきます。
佐渡や下越の一部では、南寄りのやや強い風が吹き、1日明け方まで雪が降りますが、朝にはいったん止み、広く曇りとなるところが多くなりそうです。
そして、昼頃から次第に西寄りの風が強まり、午後3時ごろから前線が通過することで、非常に強い風が吹き始め、平地で雪、山沿いで雪が降る予想です。
さらに、夜もこの非常に強い風が続き、次第に平地でも雪に変わり、吹雪く所もある予想です。
〈発雷確率〉
1日は大気の状態が非常に不安定となる予想です。午後には海沿いだけではなく、山沿いでも雷が鳴りやすくなっています。この状態が夜遅くまで続くため、一日中雷に注意が必要です。
【1日のポイント】
午後から次第に風が強まり、夜には強い冬型の気圧配置となりそうです。