名古屋でホテル競争激化 名古屋マリオットアソシアホテルが初のスイートルーム全面改装へ 大阪・関西万博やアジア大会など需要増見込む

名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)が、開業以来初めて、スイートルームを全面改装すると発表しました。名古屋マリオットアソシアホテルのスイートルームは現在、48階・49階に15室あります。このうち、10室は客室デザインを一新し、5室は客室デザインの一新に加え、間仕切り壁の撤去などで間取りも変更します。さらに、複数の客室をつなげてスイートルームを3室新設し、スイートルームの数は、合計18室になります。テーマは、「NEOHERITAGE」で、開業時からの普遍的なデザインを継承しながら、新たなデザインスタイルとの融合・機能性の刷新を図る狙いだと言うことです。新たなスイートルームは、いくつかの国や地域の特色をコンセプトとして持ち、一つのホテルの中に様々な世界観の部屋を作ることで、滞在ごとに違うホテルに泊まっているように楽しむことができるようになるということです。
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ヨーロピアンクラシック
ジャパニーズモダン
ニューヨークモダン
一泊の値段は、一室あたり15万円から、高いもので100万円を超える予定だということです。工事期間は来月8日(月)からことし9月中旬の予定です。総工費は約10億円で、「愛知県宿泊事業者高付加価値化促進事業費補助金」から1億円の交付決定通知を受けているということです。2025年に大阪万博、2026年には名古屋でのアジア競技大会も開催予定で、訪日外国人の増加や国内外富裕層、記念日需要などに応えるためとしています。名古屋の栄地区では、複数のラグジュアリーホテル開業も予定され、競争が激化する中、名古屋マリオットアソシアホテルは「商品価値の向上及び他社との差別化を図るとともに、名古屋地区全体を盛り上げてまいります」とコメントしています。新スイートルームの宿泊開始は早ければことし9月中旬ごろだということです。
CBC
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