「給食費の無償化を」 沖縄・うるま市の保護者らが署名活動 物価高騰で家計が逼迫

【うるま】うるま市内の小中学生の保護者らでつくる「子育てしやすい社会を願う父母の会」が、小中学校の給食費の無償化を求めて署名活動を実施している。15日まで集め、市議会2月定例会に請願書と一緒に提出する予定だ。共同代表の新川あゆみさん(42)と玉寄あいりさん(34)は「子育て世代の声を行政に届けたい。物価高騰で家庭が逼迫(ひっぱく)している状況を知ってほしい」と呼びかけた。
市の給食費は小学校で月4500円、中学校で5千円だが、県は来年度から中学生の給食費を半額補助する。同会は市独自で無償化まで広げてほしいと要望。また学校給食における地産地消や、給食の質向上を求めている。
7日時点で769筆の署名が集まっている。目標は2千筆で、同市在住者を対象に署名を募集中。問い合わせはインスタグラムのメッセージ(https://www.instagram.com/kosodate.no.koe.okinawa?igsh=YnZ2bm5ybTV0bmty&utm_source=qr)から。県内小中学校の給食費の全額無償化を実施した県内自治体は、2024年6月時点で18市町村ある。(中部報道部・又吉朝香)「給食費の無償化を」 沖縄・うるま市の保護者らが署名活動 物…の画像はこちら >>