スーダン軍事衝突で自衛隊機が出発 日本人退避へ 小牧基地からジブチへ出発 輸送機「Cー130」

アフリカ北東部スーダンで続く軍事衝突を受け、日本人の退避のため、21日午後、自衛隊機が愛知県の小牧基地からジブチに向けて出発しました。
アフリカ北東部スーダンでは、軍と準軍事組織「RSF」の衝突が激化していて、WHOによりますと、これまでに少なくとも330人が死亡しています。
これを受け、浜田防衛大臣は20日、スーダンにいる日本人の退避に向け、航空自衛隊の輸送機を、自衛隊の活動拠点があるスーダンの周辺国のジブチまで移動させ待機させることを命じました。
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それを受け、21日午後3時前、航空自衛隊の愛知県小牧基地から輸送機Cー130、1機がジブチに向け出発しました。
CBC
現在、スーダンにいる大使館員などの日本人を、今後、現地の状況を踏まえたうえで、自衛隊法に基づき輸送を行う見通しです。
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また、輸送機Cー2、空中給油・輸送機KC―767についても、準備ができ次第、出発する予定だということです。