マーラン船、戦後初の復元に使った道具を展示 海の駅あやはしで31日まで うるま市

【うるま】うるま市教育委員会主催の企画展「船をつくる道具たち」が海の駅あやはし館2階の市立海の文化資料館で開かれている=写真。31日まで。
展示されているマーラン船(山原船)は2014年に戦後初めて復元されたもの。同市与那城平安座の船大工らが図面を基に1年ほどかけて完成させた。
昨年11月には修学旅行で来県中の神奈川県立大和南高校の生徒が訪れ学芸員に質問しながら熱心に見学した。臼井菜々美さん(17)、松ヶ迫優衣さん(16)は「木造船で10人乗っても沈まず、北部からまきを積んで南部まで運んだなんてすごい。展示された道具で造ったマーラン船を見て感動した」と話していた。(与古田徳造通信員)マーラン船、戦後初の復元に使った道具を展示 海の駅あやはしで…の画像はこちら >>