佐倉市長選は、現職の西田三十五氏が185票の僅差で再選。同市内のホテルの報告会場で「間違いなくおきゅうを据える批判票が入った。反省し、期待に応える4年間にする」と決意を語った。
西田氏は支持者と握手を交わし「台風やコロナ対策に議会と連携して取り組んだが、市民の批判は大きかった」と言及。2期目へは「市民を苦しめる物価高対策を早くに打ち出す」と表情を引き締めた。
選挙戦では通学路の安全対策など教育施策の実績とともに、旧城下町と印旛沼周辺を核とする市の「観光Wコア構想」をまち発展の起爆剤として訴え。自民、国民民主、連合千葉の推薦を得て手堅く票を固めた。
新人の清田乃り子氏は、前回に続く挑戦で「福祉のまちへの転換」を訴えたが及ばず。小嶋義典氏は市役所の働き方改革を掲げたが、浸透しなかった。