挑戦者・菅井八段リードで終盤戦か…『叡王戦』第2局 3連覇目指す藤井六冠は持ち時間を多く使う展開に

愛知県瀬戸市出身・藤井聡太六冠が3連覇を目指す、将棋の叡王戦・第2局が名古屋で行われています。

名古屋市中区の名古屋東急ホテルで、23日朝から始まった叡王戦五番勝負の第2局。

すでに1勝している藤井聡太六冠は勝てば防衛に王手。対する挑戦者の菅井竜也八段も勝ってタイに戻したいところです。

23日は菅井八段の先手で始まり、早い段階で飛車を横に動かし、戦型を第1局と同じ三間飛車としました。

両者とも玉を隅に移動させて守りを固める「穴熊囲い」となり、長期戦が予想される中、菅井八段が中盤を優位に進め、藤井六冠が持ち時間を多く使う展開となりました。

現在、藤井六冠が持ち時間を使い切り1分将棋に。菅井八段がリードしたまま終盤戦に入るとみられます。