サッカーJリーグクラブの沖縄キャンプが13日までに本格的に始まった。昨季J1で7位のFC東京は国頭村のかいぎんフィールド国頭で練習を開始。J1初挑戦で3位と躍進したFC町田ゼルビアや浦和レッズなども始動した。Jリーグや女子WEリーグの20チームが2月中旬まで県内各地でシーズンのスタートを切る。
FC東京は13日午前、日差しが照る中でランニングなどで汗を流した。日本代表のDF長友佑都は別メニューながら声を掛けて練習を盛り上げた。県出身のGK野澤大志ブランドン(22)=宜野湾中-第一学院高出=は、他のGKたちとステップ練習などに励んだ。
今季から指揮を執る松橋力蔵監督は「スタート段階なので選手のフィジカルを上げたい」と目的を話した。約半年ぶりの帰郷だという野澤は「今季はタイトルを取りたい。チームに良い影響を与えられるよう成長する」と意気込んだ。
2月14日に開幕するJリーグの各チームは、今週末にかけて続々とキャンプイン。西原町で昨季リーグを連覇したヴィッセル神戸、恩納村で2季ぶり無冠の雪辱を期す川崎フロンターレ、昨季リーグ4位のガンバ大阪などが始動する。(仲間勇哉)