酸素系と塩素系、どっちがいいの? 意外と知られていない洗濯槽洗剤の選び方

洗濯槽は定期的に洗浄しなければなりません。たまに掃除をしてみると、ネット上で「ワカメ」と呼ばれている汚れが浮いてきます。このワカメの正体は、洗濯槽内で繁殖した黒カビです。これがたくさん出れば出るほど、いかに汚れていたのかを直視しなければならない反面、しっかりと掃除できた満足感もありますよね。
しかしこのワカメはどのような洗濯槽洗剤を使っても、必ず出るというわけではありません。では具体的に、どのような洗剤を選ぶべきなのでしょう。本記事ではワカメがたっぷり出せる洗剤を紹介していきます。
ワカメと呼ばれる汚れの塊。これがたっぷり出てくる洗濯槽洗剤を教えてくれたのは、現役ハウスクリーニング業のsaki(housecleaning_2022)さんです。投稿では、洗濯機メーカーが推奨している洗剤のタイプから詳しく解説してくれます。
まずは以下の投稿をチェックしてください。
sakiおそうじのプロ(@housecleaning_2022)がシェアした投稿
投稿によると洗濯機メーカーが推奨している洗剤は、塩素系洗剤だそうです。
洗濯槽洗剤の種類は主に、酸素系(弱アルカリ)と塩素系(強アルカリ)に分かれています。
しかしメーカーが推奨しているのは後者ですが、ワカメがたくさん出るのは、前者の洗剤(酸素系洗剤)なのです。例えばオキシクリーンなどが、酸素系洗剤に該当します。
酸素系洗剤で洗濯槽の洗浄をする際は、お湯で長時間つけ置きするのがおすすめです。塩素系洗剤と比べると、つけ置き時間が長くなります。投稿ではさらに、より隅々まで綺麗にするならば、酸素系洗剤を使った後に、塩素系洗剤で仕上げをするのもよいと紹介されています。
洗濯槽が汚れていれば、いくら衣類を洗濯しても綺麗にはなりません。sakiさんの投稿を参考に、時には洗濯槽までもピカピカにしてみてください。
※ご紹介した方法はすべての洗濯機で使用できるわけではありません。洗濯機の取扱いに不慣れな人は、専門業者に依頼するか、取扱説明書に記載された方法で掃除を行うようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]