愛知県知多市で80歳の男性を殺害したとして、娘の交際相手の男が逮捕された事件で、凶器が現場の住宅の台所にあった包丁とみられることがわかりました。
神奈川県の職業不詳・相馬寛大容疑者(43)は、4月21日深夜、知多市長浦の住宅で、この家に住む交際相手の父親の西岡歳一さん(80)の首を包丁で切るなどして殺害した疑いで、24日朝に送検されました。
西岡さんは首などに複数の刺し傷などがありましたが、捜査関係者への取材で、相馬容疑者が台所にあった刃物で犯行に及んだとみられることがわかりました。
交際相手の西岡さんの長女(40代)が、事件直前に相馬容疑者が西岡さんと言い争う声を聞いていますが、相馬容疑者は調べに対し「言い争いや犯行のことは覚えていない」と否認しています。
警察は何らかのトラブルがきっかけで、突発的に犯行に及んだとみて調べています。