「漆芸伝承の会」主宰者の70歳男性 約3億3000万円の申告漏れ 国税局が指摘 “金継ぎ”教室の受講料など 「仕事が忙しかった」

壊れた陶器などを漆や金で修復する「金継ぎ」を行う男性が、名古屋国税局からおよそ3億3000万円の申告漏れを指摘されたことがわかりました。名古屋国税局から指摘を受けたのは、名古屋市守山区にある一般社団法人「漆芸伝承の会」の主宰者、栗原義博氏70歳です。
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関係者によりますと、栗原氏は、おととしまでの5年間で、壊れた陶器などを漆や金で修復する「金継ぎ」の教室の受講料などで得た収入が、およそ4億2000万円ありましたが税務申告していませんでした。
CBC
国税局は、このうち経費を差し引いた、およそ3億3000万円を所得として認定し、重加算税などを含めて、追徴税額はおよそ1億7000万円にのぼるということです。
栗原氏はCBCテレビの取材に「仕事が忙しかった。期限後に申告して納税した」と話しています。