明治時代の錦絵などで災害の記憶を伝える 約140点の資料を展示【新潟・長岡市】

地震の様子を描いた明治時代の錦絵などを通じて災害の記憶を伝える企画展が長岡市で開かれています。

長岡市の県立歴史博物館で4月22日に始まった企画展・伝える災害の記憶。

この企画展ではあいおいニッセイ同和損保が所蔵する18世紀から20世紀初頭に発生した災害に関する資料約140点を展示しています。

1891年に岐阜県などを襲った濃尾地震を描いた錦絵では建物に下敷きになった人を助け出したり、けが人を救護所まで運んだり現代でいう「共助」の様子を見て取ることができます。

昔の人たちがどのように災害を記録し伝えようとしたか考えるこの企画展は6月4日まで開かれています。