現役最古の客船「ロイヤルウイング」が5月引退 横浜で「ありがとうクルーズ」運航

5月14日にファイナルクルーズを予定。
横浜港内を周遊するレストラン船「ロイヤルウイング」は、5月上旬の営業終了に伴い、5月1日(月)から7日(日)にかけて席数限定で「ありがとうクルーズ」を実施します。
現役最古の客船「ロイヤルウイング」が5月引退 横浜で「ありが…の画像はこちら >>ロイヤルウイング(画像:写真AC)。
「ロイヤルウイング 」は1960年に竣工し、実に63年間にわたって活躍してきました。当初は関西汽船の「くれない丸」として大阪・神戸~別府間で運行され、当時の最先端技術が注ぎ込まれた客船として人気を集めました。
しかし長距離フェリーの台頭や山陽新幹線の博多延伸などの影響を受け、客足が低迷。1980年代後半にレストランシップへと改装され、横浜港を母港とするレストランシップとして再デビューし、今や日本国内では現役最古の客船となっていました。
「ありがとうクルーズ」はランチクルーズ、ティークルーズ、ディナークルーズがあり、1日計4便が運航されます。食事のほかそれぞれ限定グッズが付きます。 通常便の運航は2023年4月30日をもって終了。「ありがとうクルーズ」の終了後は貸切運航となり、5月14日にファイナルクルーズが予定されています。