花粉症の人は“つらい春”に?2月から本格飛散予想の「スギ花粉」去年と同じく大量に飛び散る可能性も

花粉症の人は特に、ことしの花粉の量が気になる時期。そこで、スギの木の様子を取材してきました。
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(桜沢気象予報士)「愛知県の三河山間部です。周りにはたくさん『スギの木』が植えられています。緑というより、ちょっと赤茶けていますね…。スギの雄花がたくさん付いている証拠です」愛知県の本宮山は、岡崎市、新城市、それに豊川市の3つの市にまたがっています。
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(桜沢気象予報士)「スギの木です。枝を近くで見てみると、先の方(雄花が)付いてますね。この量が多いか少ないかで、ことしどれだけ飛散するのか予測するんですけど、ことしも去年と同じくらい付いているように見えます」びっしりと、スギの雄花が。去年も取材したスギの木と比べてみると…
大量に花粉が飛び散った去年と似ています。
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日本気象協会によると、ことしも東海地方の花粉が飛ぶ量は、去年と同じくらいですが、愛知県と岐阜県で例年の約1.5倍、三重県では例年の約1.4倍と予想されています。ことしも花粉症の皆さんにとっては、つらーい春になりそうです。では、いま花粉は実際に飛んでいるのか?
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(桜沢気象予報士)「(雄花を)振ってみましょうか。まだ振っても花粉は飛んできません。雄花は堅く閉じている状況です」まだ花粉が飛び始める前のようです。しかし、よーく見てみると…

(桜沢気象予報士)「明るい黄緑色になっているものがありますね。これはもう、雄花が開く直前。まもなく飛散しますね」飛散のピーク期には、小さな雄花のわずかな隙間から、花粉が舞い落ちたり、風で飛ばされたりします。2月には、花粉が本格的に飛散し始める予想です。