敷地内に“公園”を作った建設会社の社長「子どもたちが集まれば、明るい雰囲気ができる」遊具はプロがメンテナンス 三重・菰野町

寒さに関係なく、元気いっぱい外で遊ぶ子どもたち。
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子どもたちが楽しんでいる三重県菰野町の公園。実は、自治体が管理しているものではなく、建設会社が敷地内に作った公園なんです。(勇健工業 小林智社長)「これ(飛行機の遊具)はコストコで(買った)笑」
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遊具のメンテンナンスを自ら行っていたのが、社長の小林智さん。小林さんは今から4年前に、この場所に事務所を移転。敷地の空きスペースを利用した公園作りを始め、滑り台やブランコなど遊具を購入して、子どもたちの憩いの場を実現しました。公園を作ったそのワケは…
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(勇健工業 小林智社長)「弊社では使いきれない広さがあるから、地域貢献の意味もあって。子どもたちが集まれば、明るい雰囲気ができる。公園を作ろうということになった」
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少子化などの影響で、遊具が少ない公園も増えている中、たくさんの遊具やおもちゃがあるこちらの公園は、たちまち人気スポットに!いまでは、他の地域からもわざわざ遊びに来る親子連れがいるほどです。
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(いなべ市在住)「日に日にレベルアップしている。遊具とかおもちゃとか」(菰野町在住)「おもちゃもあるし、手洗い場もあるし、感謝、感謝しかない」
小林さんは、自動車のガレージなどを製造・販売する会社を経営。遊具に故障などがあった際は、ものづくりのプロの従業員らが修理を行っています。
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(勇健工業 小林智社長)「あの大きい遊具も、台風で飛んで曲がった。職人を呼んできてみんなで直した」(お母さん)「公園ありがとうやな」
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(勇健工業 小林智社長)「行政には責任があるから、行政に一部でも助けてもらおうとすると『危険だからだめ』ということになる。自力で皆がやっていくしかない」
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小林社長は、遊具のメンテナンスは日常的に行っているものの、子どもの安全管理は付き添う保護者の方にも協力してほしいと呼び掛けています。