【名護】「日本の春は、ここからはじまる」をキャッチフレーズに、第62回名護さくら祭りが25日、沖縄県名護市で始まった。名護城公園周辺を彩る約1万本の桜の開花を見ようと、市内外から多くの人々が訪れた。26日まで。
市観光協会によると、桜は5分咲きで2月上旬ごろに見頃を迎える。初日の午前中は雨が降ったものの、艶を帯びた桜の鮮やかなピンクが来場者を楽しませた。
祭り期間中は名護漁港で「花の里ガーデンフェスタ」が開かれるほか、歩行者天国や有名アーティストのライブなどがある。
名護市の渡具知武豊市長は、かつて「名護の万本桜」と言われた景色を取り戻そうと市や市民が一体となり植樹活動に取り組んでいるとPR。「さくら祭りは全国に先駆けて春を告げるイベント。来場者の思い出に残るよう祈念したい」と話した。(北部報道部・松田駿太)
行楽客でにぎわうヒカンザクラの並木道=25日、名護市・名護城公園(金城拓撮影)
「春を告げるイベント」名護さくら祭り開幕 多くの人々でにぎわ…の画像はこちら >>行楽客でにぎわうヒカンザクラの並木道=25日、名護市・名護城公園(金城拓撮影)”>