去年12月から今月にかけて、全便欠航が相次ぐなどしていた地域航空会社トキエア。機体の不具合により、24日から再び欠航が出ていることがわかりました。
トキエアによりますと、23日の運航終了後に機体を点検したところ、1号機の燃料系統の装置や防氷装置に不具合を確認。部品を取り替える必要があることから運航出来ないと判断し、24日は札幌丘珠線と中部線で合わせて4便を欠航したということです。
トキエアを巡っては、去年12月から1月にかけて、1号機で燃料系統などに不具合が発生し、加えて2号機が被雷して損傷したことから、合わせて11日間全便欠航する事態に。修理を経て1月21日に両機体が使えるようになり、通常ダイヤでの運航を再開したばかりでした。
今回の不具合の影響で、25日も4便が欠航となっています。
NSTの取材に対し、トキエアは、「取り替える部品の確保は目処が立っている」と説明。「天候によっては作業に遅れが出る恐れもある」としたうえで、早ければ26日にも、通常ダイヤでの運航を再開したい考えを示しています。