地震回数 最大震度5弱を観測した福島県会津 地震活動が続く 日頃から備えを

地震回数 最大震度5弱を観測した福島県会津 地震活動が続く …の画像はこちら >>
ここ1週間(1月19日15時00分~26日15時00分)の地震は、震度1以上が105回、そのうち震度3以上の地震は9回でした。1月23日2時49分に最大震度5弱を観測した福島県会津では地震活動が続いています。
ここ1週間の地震回数
上の図は、日本全体で7日間に震度1以上を観測した地震の震央を地図上に示したものです。ここ1週間(1月19日15時00分~26日15時00分)では、震度1以上の地震を105回観測し、そのうち震度3以上の地震は9回でした。
福島県会津 地震活動が続く

福島県会津周辺では、1月21日5時頃から地震活動が活発となり、23日2時49分頃には福島県会津を震源とするマグニチュード5.2の地震が発生し、福島県檜枝岐村で震度5弱を観測しました。同日の23日8時9分頃には檜枝岐村で震度4を観測する地震が発生。24日3時1分頃にも檜枝岐村で震度3を観測しました。25日以降は福島県会津を震源とする震度3以上の地震は発生していませんが、震度1や震度2の地震は続いています。25日から26日15時までで福島県会津を震源とする最大震度1の地震は7回、最大震度2の地震は4回となっています。強い揺れはないものの、地震活動が続いています。なお、桧枝岐(アメダス名)は豪雪地帯でもあり、今日26日15時の積雪は122センチ(平年比85%)となっています。引き続き地震による雪崩に注意が必要です。※アメダスの地点名は桧枝岐、市区町村などは檜枝岐(村)となっています。
地震に備えて

地震は突然襲ってきます。いつ揺れに見舞われても身を守ることができるように、日頃から以下のポイントを確認し、備えましょう。① 非常時の水・食料の備蓄、非常持ち出し品を準備しておいてください。備蓄には使った分だけ買い足していく「ローリングストック」をぜひ活用してください。② 家具の固定をしましょう。万が一、倒れてきた場合でも通路をふさがないような配置にしておくと安心です。また、ガラスには飛散防止フィルムを貼るなど、日頃から家の中の安全対策を徹底しましょう。③ 地震が発生したときの連絡手段や集合場所について、あらかじめ家庭で話し合っておきましょう。④ 普段通る道に危険な場所や物がないか確認しておきましょう。また、地盤の弱い場所や地震によって地盤の緩んだ場所は、雨などによって土砂災害が発生することがあります。前もって周囲の状況を確認しておいてください。
大きな地震が起きたら

緊急地震速報が発表されたり、突如揺れを感じたりした時も、慌てずに適切な行動がとれるよう、とるべき行動を知っておくようにしましょう。安全を確保するための行動例は以下の通りです。① 家庭では頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難してください。あわてて外に飛び出したり、無理に火を消したりしないようにしてください。扉を開けて避難路を確保することも大切です。② エレベーターでは最寄りの階で停止させて、すぐに降りてください。③ 街中ではブロック塀の倒壊等に注意しましょう。また、看板や割れたガラスの落下に注意してください。丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難してください。④ 自動車運転中はあわててスピードを落とさないでください。急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとしましょう。ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促してください。大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止してください。⑤ 山やがけ付近では落石やがけ崩れに注意してください。