愛妻の日・バレンタイン…大切な人に“チューリップ”を!価格高騰傾向も「種類豊富で選ぶ楽しさある」

新潟を代表する花『チューリップ』についてお伝えします。

1月27日朝の新潟市中央卸売市場。

厳しい寒さが残る中、色とりどりの花を咲かせていたのが県の花『チューリップ』です。

【新花 総務部 池田紀行 主任】
「チューリップは春の花として親しみを持つ方が多いが、切り花では冬が旬」

新潟県が切り花の出荷量全国1位を誇るチューリップですが、近年、取り巻く環境は変わっています。

【新花 総務部 池田紀行 主任】
「ここ数年、例年と比べて入荷量は減少傾向。理由としては、チューリップを生産する生産者が少なくなっている。2割ぐらい減少している」

さらに、肥料や農薬などの資材高騰に加え、海外からの球根の輸送コストが増加し、価格は例年の3割ほど高くなっているということです。

それでも…

【新花 総務部 池田紀行 主任】
「1月31日の愛妻の日、2月14日のバレンタインといったイベントがあるので、その時期に旬を迎えたチューリップを人に渡す花として使ってもらいたい」

「真実の愛」や「誠実な愛」などの花言葉があるチューリップ。

ほかの種類の花とも相性がよく、プレゼント用として親しまれています。

【新花 総務部 池田紀行 主任】
「子どもから大人まで親しみのある花。色がたくさんあったり、咲き方がおもしろいものがあったり、選ぶ楽しみ、人に贈ることを考えてもらうと楽しめる」

大切な人へ思いを込めてチューリップを贈ってはいかがでしょうか。