【うるま】県警察学校(仲本貴校長)は14日、新たに二十歳となった学校生の巡査3人を祝福する「20歳の祝い」をうるま市石川の同校柔道場で開いた。松堂茂雄副校長は「今年はへび年。蛇のように殻を一つ一つ脱皮して、大きく精進してくれることを期待している」と祝福した。
二十歳を迎えたのは、初任科長期課程第45期生の久場琉花さん(20)=うるま市、大城志道さん(20)=沖縄市、前原信尚さん(20)=那覇市。3人は「20歳」にちなみ、在校生や教官計20人を相手にした柔道の投げ込み稽古で汗を流した。
久場さんは「親孝行するとともに周りへの気遣いができる大人になりたい。警察官として現場に出ても前向きに働きたい」と笑顔で誓った。大城さんは「柔道を続けて力を付け、危険な現場に出ても自信を持って対応できる警察官になりたい」と抱負を述べた。前原さんは1月末の卒業を間近に控え「ここでしか基礎は学べない。いい準備をしていきたい」と気を引き締めた。(社会部・玉那覇長輝)