計画断水の判断・広報に課題 中原新潟市長『推測が難しい』【新潟市】

大雪の影響を受け、新潟市で今月28日夜から計画され回避された断水について、中原市長は31日の会見で、「判断や広報のあり方などに課題が残った」と話しました。

【新潟市 中原 八一 市長】
「ご心配・ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」

新潟市は1月27日、大雪の影響による水道管の破裂などから水不足の懸念が高まり、1月28日夜から翌朝にかけて中央区や西区など、約2万5600戸で夜間の計画断水の実施を発表。

その後、水の確保の見通しが立ったとして、断水は回避されましたが、混乱を感じた市民は少なくありませんでした。

【新潟市 中原 八一 市長】
「市民の皆さんの水の使い方を推測するのは難しいと思うが、今回の経験は何らかの形で分析して今後に活かして欲しい」

中原市長はこのほか、高齢者世帯などへの広報が足りなかったとして自治会などにより協力を求めたいと話しました。