レジオネラ肺炎で死亡 旭の85歳男性 感染源は特定できず

千葉県は26日、旭市の無職男性(85)が、レジオネラ菌による肺炎で死亡したと発表した。感染源は特定できていない。今年県内で報告されたレジオネラ症は19件目で、死者は初めて。
県疾病対策課によると、男性は3~4日にかけて食欲不振や倦怠(けんたい)感、発熱の症状が出たため、5日に同市内の医療機関を受診。レジオネラ症と診断され入院したが、8日に亡くなった。
届け出を受けた海匝保健所が自宅や利用先の介護施設を調査したが、レジオネラ菌は確認されなかった。 担当者は「特に高齢者や基礎疾患がある人は、症状が出たら早めに医療機関を受診してほしい」と話している。