「飛騨染」の「寒ざらし」始まる 祭りの衣装に欠かせない染め物…の画像はこちら >>
岐阜県飛騨地方の「祭りの衣装」に使う「飛騨染」を冷たい冬の空気にさらす「寒ざらし」が高山市で31日から始まりました。
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飛騨染は「高山祭」など飛騨地方の祭りに欠かせない衣装の染め物で、江戸時代から唯一続く「ゆはら染工」では、染め付けた色を鮮やかにするため、外の冷たい空気にさらす「寒ざらし」が行われています。
柚原雅樹社長によりますと、コロナ禍の去年は飛騨地方の祭りは軒並み中止となり、祭り衣装の注文は例年の半分以下に減ったといいます。
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31日は青空が広がる中、従業員らが積もった雪の上で飛騨地方の祭りの再開を願いながら、鳳凰や龍などが描かれた鮮やかな布地を、竹ひごを使ってきれいに伸ばしていました。
飛騨染の寒ざらしは2月末まで行われます。