ゴールデンウィークを前に、愛知県警は交通事故や犯罪を抑止しようと、パトカーの赤色灯を常に点灯させたパトロールを28日から始めました。
愛知県警の地域部長:
「パトカーが赤灯を点けて回ることによって、犯罪や事故を抑止できるとともに、地域住民の方にも安心感を与えることができる」
28日、名古屋城近くで開かれた出発式には、パトカーで巡回にあたる自動車警ら隊などおよそ30人が参加し、掛け声とともに赤色灯を一斉に点灯させました。
愛知県では、2023年の刑法犯の認知件数は既に1万件を超え、2022年の同じ時期に比べて2割ほど増えていて、パトカーの存在を目立たせることで犯罪の抑止などにつなげる考えです。
県内のおよそ500台のパトカーでこの対策を行い、年末まで継続します。