電力販売のカルテルを指摘された問題を受け、中部地方整備局が「中部電力」など3社を指名停止措置にしました。
中部電力と中部電力ミライズを指名停止に 中部地方整備局発注事…の画像はこちら >>
中部電力と子会社の中部電力ミライズは、関西電力との間で企業向け電力の販売でカルテルを結んでいたとして、3月30日、公正取引委員会が中部電力に201億円あまり、中部電力ミライズに73億円あまりの課徴金を納付するよう命じました。
これを受けて中部地方整備局は、28日付けで中部電力と中部電力ミライズを6月27日までの2か月間、関西電力を5月27日までの1か月間、指名停止の措置を取りました。この期間中は、中部地方整備局が発注する事業の入札に参加できなくなります。
CBC
一方で中部電力は、公正取引委員会に対して「営業活動を制限していない」などと異議を主張し、東京地裁に提訴する方針を示しています。