柏崎刈羽原発で事故が起きた際の避難道路の整備に向けた国と新潟県の2回目の協議が行われました。
去年11月の初会合に続き2回目となった1月29日は、資源エネルギー庁の村瀬長官や笠鳥副知事などが出席しました。
【資源エネルギー庁 村瀬佳史 長官】
「当面、優先すべき整備箇所などについて、さらに関係者で確認・認識の共有を図っていきたい」
北陸道の新たなインターチェンジの整備や橋の耐震補強などの事業について優先的に進める方針を確認した前回の会合に基づき、この日は県が橋や道路ののり面など具体的な工事箇所を提示。調査に着手することで合意しました。
【新潟県 笠鳥公一 副知事】
「国の方からはご理解をいただいて、真摯にご検討いただいたものと考えている」
【資源エネルギー庁 村瀬佳史 長官】
「こうした協議の枠組みの中で速やかにやると決めたことは、速やかに実行に移していく」
事業費には国の補正予算を充て、県は今年度中にも調査を始めたい考えです。