4月は、多くの人が新社会人としてデビューする時期です。
入社前にアルバイトの経験があっても、社員となるとまかされる業務も、仕事をする上でのルールも、変わってきます。
言葉遣いをはじめとした基礎的なことから、業務に関する専門的なことまで、先輩社員から日々さまざまなことを学んでいるでしょう。
しかし、世代が違うからこそ、先輩社員と後輩社員の間で、あるギャップが生じることも…。
ぽんぴ(_ponpiness)さんが所属する部署に、新入社員が配属された時のこと。
新入社員の仕事ぶりを隣の席で見守っていたぽんぴさんは、電話対応時の行動に気になる部分があったため、アドバイスをしました。
すると、新入社員の返答に、衝撃を受けてしまったといいます。
ビジネスマナーとして、固定電話の場合は受話器を置く部分にあるフックスイッチを、静かに押して切るのがよしとされています。
勢いよく受話器を置くと、電話を切る際の大きな音が相手に聞こえ、不快感を与えてしまいかねません。
あわてたぽんぴさんは、新入社員にビジネスマナーを伝えるも、新入社員の返答にうろたえてしまったといいます。
「ガチャ切りって、なんでしょうか?」
『ガチャ切り』という言葉を知らず、業界用語と勘違いした新入社員。平成初期までであれば、ガチャ切りが何を意味する言葉かは、分かる人も多いことでしょう。
しかし考えてみれば、今はスマホが主流の時代。幼い頃から、固定電話ではなくスマホに慣れている世代が、ガチャ切りを知らないのは、仕方のないことです。
ガチャ切りの意味が通じず、「もう死語なんですかね」と語る、ぽんぴさん。きっと、ガチャ切り以外にも、世代間で通じない言葉がほかにもあることでしょう。
新入社員が、日々、社会人として多くのことを学ぶように、私たちもまた新しい世代の文化や言葉を学んでいくことが必要だと思わされます…!
[文・構成/grape編集部]